もりのきのこ農園シリーズの一つ、『もりのなめこ農園』を購入し、栽培しています。
栽培中に青カビが発生してしまって、焦った私。
付属の栽培マニュアルにはカビ発生時の対応が書かれていなくて…(-_-;)
このまま栽培を続けても良いのか、それとも栽培を続けるのは無理なのか?
我が家で試してみた方法を書いてみようと思います。
『もりのなめこ農園』栽培でお困りの方はぜひ最後までご覧下さいね。
Contents
もりのなめこ農園とは?
まず【もりのなめこ農園】について簡単に紹介しようと思います。
もりのなめこ農園は、森産業さんから出ている【もりのきのこ栽培シリーズ】の一つです。
もりのきのこシリーズには、以下の全7種類があります。
- もりのしいたけ農園
- もりのなめこ農園
- もりのえのきたけ農園
- もりのぶなしめじ農園
- もりのひらたけ農園
- もりのえりんぎ農園
- もりのきくらげ農園
おうちで簡単にきのこの栽培&収穫体験ができる人気シリーズとなっています。
これらのシリーズの中から、我が家では『もりのなめこ農園』を選び、栽培に挑戦しました。
もりのなめこ農園の中身は?
『もりのなめこ農園』栽培キットの中身をご紹介したいと思います。
なめこ栽培が初めての人向けの栽培キットには、以下のものが入っています。
- 栽培ブロック本体
- 赤玉土
- 栽培袋
- 説明書
その他にご自身で用意するものは、以下のものです。
- 霧吹き
- ハサミ
- スプーン
- 小さめのクリップや洗濯バサミ
これらをそろえれば、すぐになめこ栽培が始められます。
初心者でも簡単になめこ栽培ができる、とても楽しい栽培キットだと思います。
子供と一緒に楽しみながらできるので、ぜひお子さんがいらっしゃるご家庭ではトライしてみて欲しいな〜と思いますよ。
もりのなめこ農園に適した環境
もりのなめこ農園の栽培にあたっては、栽培に適した環境があります。
それが【室温10℃〜15℃】という温度。
ここから大きくずれてしまうと、なめこが栽培しにくくなります。なめこの発芽が抑えられてしまう、というのが理由です。
我が家では、なめこ栽培キットを2月に購入しました。
購入後すぐに栽培を始めましたが、気温が高くなる3月に入るとなめこが出て来なくなったんですよね。
だから購入する時期も大事な要素かも、と思いました。
もりのなめこ農園を栽培してみた
もりのなめこ農園を栽培してみました。
購入後はすぐに栽培を始める必要があるので、その日のうちに開封して栽培を開始しました。
今回私はホームセンターでもりのなめこ農園を買いましたが、通販でも買えるみたいです。
通販で買う場合、製造年月日が新しいものがおすすめ(商品管理が不確実で、品質や安全性に不安があるため)で、さらに言うなら公式のショップから買う方が良いです。
なめこの育て方
育て方自体はめちゃくちゃ簡単で、最初だけ準備が必要ですが、その後はラクラクです。
育て方を以下にまとめます。
- まずは栽培ブロックが入っている袋の上部をハサミで切って開け、ブロック表面をスプーンで削り、水を張る。
- 30分後に水を捨てて、赤玉土を入れてブロック表面を覆う。
- 付属の栽培袋に入れて、直射日光の当たらない場所に保管。
- 1日1〜2回ほど袋をあけて霧吹きで水をあげる。
- 約2〜5週間できのこが収穫できる。
めちゃくちゃ簡単。
説明書どおりやれば、なめこが収穫できます。実際、3週間後くらいになめこが出始めましたよ。
ちょっとムラはあったけれど、思っていたより大きななめこでビックリしました。
意外と難しい水分管理
なめこを栽培してみて大変だと思ったのは、温度管理と水分管理でした。
温度計を横において常に温度が最適かどうかを確認しつつ栽培していたのですが、3月に入ると15℃より高くなる日が増えてしまいました。
冬の間はいいけれど、春になると温度的に厳しいのかも知れません。
それから水分管理です。
1日1〜2回、説明書通りに水やりをしていたけれどカビが生えてきてしまったんてす。
カビ?青いものが付着
菌糸は白いらしいけれど、うちで生えたのは明らかに青い。そう、青カビです。
カビが生えたらなめこはできないの?というか衛生的にヤバいよね?
説明書を見ても「カビが生えたら…」的な説明は書かれていなくて。
ど、どうすれば…?
だが、まだ諦められない。なめこをもっと収穫したい。
青カビを撤去してみた
ということで、とりあえず今眼の前にある青カビを取り除こう。と思いました。
取り除く、なんて簡単にいくものなのかわからないけれど、そこに青カビがあるのがとにかくイヤ!
そのままにするのは危険と判断した私は、青カビをスプーン(コンビニでもらうようなプラスプーン)で、そおっとそおっとすくあげる。
見えてるところだけでも青カビを取る、取る、取る。
よし、これでバッチリ(本当かよ)!
青カビ撤去後のなめこは?
とりあえずこのまま、また1日1〜2回の水やりを続けながら栽培。
気温は残念ながら20℃に近い日が続きました。大丈夫かなぁ、と不安は募る。
でも青カビは強かった!
またカビが生えて来てしまったのです。
やはり気温?なめこはいっこうに出てこないし、カビばかり出てくる。
ということで、再度カビを撤去することに。
しかしこのまま同じことを繰り返していても仕方がない。なめこが生えてこず、青カビばかりが生えてくる。
とりあえず、暖かくなってしまったこの時期では(3月〜4月)なめこが発芽しないので、まずそこをなんとかしないと。
なので私はなめこの栽培ブロックを冷蔵庫(野菜室)に入れて冷やして栽培してみました。
10℃を下回ってしまうけれどあのまま部屋で栽培するのは無理だと判断したので、野菜室ならなんとかなるかも…。
そしたら、ほら!!
は、生えてきたぁ!
野菜室じゃ寒すぎるかも?と思ったけど、意外にも発芽してくれたみたい。
ということで、このまま野菜室栽培を続けてみることにしました。
その後もなめこは少しずつ成長していって。
こんなに伸びてくれました!
小さななめこもチラホラ出てきてるし、冷蔵庫栽培は大正解だったかも。
20℃近い室温になっちゃったら、冷蔵庫の野菜室に入れて栽培するといいかも知れませんね。
冷蔵庫での栽培は公式の栽培方法ではありませんので、自己判断でお願いします。
ちなみに冷蔵庫に入れるようになってからは青カビは生えていません。
もりのなめこ農園にカビが生えたら
今回は、もりのなめこ農園の栽培中に青カビが生えてしまった私がやってみた方法をご紹介しました。
私が考えた「カビが生えた原因」は、室温の高さだと思いました。
栽培に最適な温度を越えてしまったからカビが生えたのかな~と。
もちろん水分が不足してもカビが生えるみたいですが、室温が20℃近くになると水やりをしていてもカビが生えました。
だから室温かなぁと思ったんです。
その証拠に、冷蔵庫に入れたらちゃんとなめこが生えてきましたから。
ということで、まとめていきます。
- カビが生えたら、まずはカビを撤去する。
- 水やりが不足していないか、確認する。
- 室温を確認する。
- 最適な室温(10〜15℃)を越えていたら野菜室栽培を検討する。
というのが、今回私がやった対処法です。
その結果、ちゃんとなめこが生えてきました。
これからぐんぐん伸びてくれることを期待しつつ、今回の記事はおしまいにしたいと思います。
では、また〜!
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