小学生のタブレット学習教材で有名なものと言えば、チャレンジタッチ【進研ゼミ小学講座】と、スマイルゼミ(ジャストシステム)です。
どちらも優秀な自宅教材ですし、新型コロナ感染に伴う臨時休校の時には申込が殺到するほどの大人気でした。
そんな悩みはありませんか?
どちらも優秀なので、チャレンジタッチとスマイルゼミどちらにするか迷っている人も多いと思います。
- 選ぶならどっち?
- 教材としては、どう違うの?
- タブレットの違いも知りたいな
とお悩み中の方のために、どちらも使ったことのある我が子の様子を見ていた私が、チャレンジタッチとスマイルゼミを比較して、簡潔にわかりやすくまとめてみました!
どちらにしようか迷っているなら、ぜひ最後まで見ていって下さいね!
Contents
チャレンジタッチとスマイルゼミを簡潔に比較
チャレンジタッチとスマイルゼミの内容を簡潔に比較してみましょう。
会費、学習内容、タブレット代やサポートなど比較するポイントごとに、わかりやすく表にまとめました。それぞれの違いを比較したものを解説していきますね。
チャレンジタッチ | スマイルゼミ | |
学習内容 | 国、算、英、理、社、プログラミング、計算、漢検、思考力 | 国、算、英、理、社、プログラミング、計算、漢検、英語プレミアム(有料) |
追加コース | 挑戦コース(追加費用ナシ) | 発展コース(追加費用アリ) |
会費 | 2980円~ | 2980円~ |
タブレット代 | 9900円(6ヶ月継続で無料) | 9980円 |
全額返金保証 | ○ | ○ |
タブレット保証 | ○ サポート代1860円/年 | ○ サポート代3600円/年 |
無料お試し期間 | ○ 1ヶ月 | ○ 2週間 |
支払方法 | クレジットカード、郵便振込、コンビニ払い | クレジットカード、銀行振込、コンビニ払い |
兄弟割引の有無 | × 紹介制度でプレゼント有 | × 同時入会でデジタルギフトプレゼント有 |
学力診断テスト | ○ 年3回 追加費用ナシ | ○ 年3回 追加費用ナシ |
保護者用みまもりサービス | ○ おうえんネット | ○ みまもるトーク |
保護者用サポート体制 | ○ 個別相談可能 | △ 電話サポート |
外出先での利用 | ○ | ○ |
インターネット利用制限 | ○ | ○ |
副教具 | ○ | × |
本・映像 | ○ 電子図書館まなびライブラリー | △ ごほうびスターを利用して閲覧可能 |
ごほうび | ○ ジュエル・努力賞ポイント | ○ スター |
大まかな比較をしてみました。会費は学年や支払いの仕方により違ってくるので、詳しいことは公式サイトで見積りをすることをおすすめします。
チャレンジタッチとスマイルゼミの会費を比較
チャレンジタッチとスマイルゼミの会費を比較します。
どちらも入会金は無しです。かかる費用は月々の会費とタブレット代(必要ならタブレット保証代金)になります。
どちらの教材も対応している学年は1年生~6年生です。
チャレンジタッチの会費
チャレンジタッチの月額会費を表にまとめました。各学年の項目を参考にしてください。
毎月払い | 6ヶ月一括払い | 12ヶ月一括払い | |
1年生 | 3680円 | 3300円 | 2980円 |
2年生 | 3680円 | 3300円 | 2980円 |
3年生 | 4490円 | 4200円 | 3740円 |
4年生 | 4980円 | 4780円 | 4430円 |
5年生 | 5980円 | 5750円 | 5320円 |
6年生 | 6440円 | 6190円 | 5730円 |
スマイルゼミの会費
スマイルゼミの月額会費を表にまとめました。各学年の項目を参考にして下さい。
毎月払い | 6ヶ月一括払い | 12ヶ月一括払い | |
1年生 | 3880円 | 3380円 | 2980円 |
2年生 | 4100円 | 3600円 | 3200円 |
3年生 | 4700円 | 4200円 | 3800円 |
4年生 | 5300円 | 4800円 | 4400円 |
5年生 | 6100円 | 5600円 | 5200円 |
6年生 | 6600円 | 6100円 | 5700円 |
スマイルゼミには継続割引があり、契約を継続すると2年目以降から割引が適用されるようになります。
会費はどちらも大きな違いはありません。違うとしても数百円といったところ。
チャレンジタッチとスマイルゼミのが学習内容・教材を比較
続いてはチャレンジタッチとスマイルゼミの学習内容・教材を比較します。大まかな違いとしては、以下のように副教具が付くかどうかです。
- チャレンジタッチ:タブレット学習に関連する副教具が付く
- スマイルゼミ:タブレットのみの学習
それでは、それぞれの学習内容について解説します。
チャレンジタッチの学習内容
チャレンジタッチの学習内容は以下のものです。
- 国語、算数、理科、社会の4教科
- 英語(毎日の学習+英語力をさらに伸ばすチャレンジイングリッシュ)
- プログラミング
- 赤ペン先生の記述力指導(国語・算数)
- 学習アプリ(漢字検定トレーニング、計算アプリ、英語)
基本の4教科+英語+プログラミング。それに加えて記述力を伸ばすための赤ペン先生の指導があります。
赤ペン先生の記述力指導はタブレット上で問題を解いて提出すると、後日添削されたものが返ってきます。赤ペン先生は担任制になっていて、毎回きちんと先生のコメントがついて返却されます。
漢検、計算については学習アプリで力をつけることができます。学習アプリはメインレッスンとは別に用意されているものです。
漢字カルタ、英語でショッピング、地図でたからさがし、ひらめき図形王 など
遊び要素がありつつも学習につながるアプリで、楽しみながら苦手を得意に変えるためのアイデアが満載です。
\もっと詳しく知りたいならどうぞ/
進研ゼミ小学講座【3年生】の料金と学習内容をご紹介!どんな中身?
スマイルゼミの学習内容
スマイルゼミの学習内容は以下のものです。
- 国語、算数、理科、社会の4教科
- 英語(毎日の学習)
- プログラミング
- 漢検ドリル、計算ドリル
スマイルゼミの英語は、有料オプションで英語プレミアムという講座がありますが、今回は追加料金なしで受講できる内容のみ比較しています。
スマイルゼミの方が学習内容はシンプルな印象。アニメーションも最低限でわかりやすく、ごちゃごちゃ感がないのが特徴。音もそれほど出ないので集中して学習ができます。
チャレンジタッチとスマイルゼミのタブレットを比較
次にチャレンジタッチとスマイルゼミのタブレットを比較します。
上の写真のように2つを並べてみましたが、それほど大きな違いはないですね。
【タブレットの大きさ】
チャレンジタッチ 縦19cm×横27cm
スマイルゼミ 縦18cm×横27cm
チャレンジタッチは正面奥の右寄りに電源ボタン、右側にヘッドホンの差込口がある。真ん中にホームボタンがある。
スマイルゼミは左側に電源ボタンとヘッドホンの差込口がある。ホームボタンは無い。
チャレンジタッチのタブレット
チャレンジタッチはタブレット代金は9900円です。6ヶ月継続受講をするとタブレット代は無料になります(その後の解約もOK)。
タブレットの保証(チャレンジパットサポート)の加入は1860円(税込)/年。
サポート期間中の故障・破損は、1回あたり3300円(税込)でタブレットの交換が可能。
保証期間はお届けから1年間。
チャレンジパットサポートに加入しない場合、タブレットを自己破損させてしまった場合は19800円で再購入可能。
6ヶ月以上12ヶ月未満で退会した場合はタブレット代金6,980円(税抜)が、6ヶ月未満で退会した場合はタブレット代金29,820円(税抜)がかかります。
スマイルゼミのタブレット
スマイルゼミのタブレット代金は、9980円です。課金開始月に一括で支払うか、毎月払いの場合は分割払いも可能。
タブレットの保証(あんしんサポート)の加入は3600円(税別)/年。
サポート期間中の故障は、1回あたり6000円で1回まで修理交換が可能。
保証期間はタブレットの到着から12か月目まで。
あんしんサポートに加入しない場合は、通常価格39800円での購入になります。
6ヶ月以上12ヶ月未満で退会した場合はタブレット代金6,980円(税抜)が、6ヶ月未満で退会した場合はタブレット代金29,820円(税抜)がかかります。
タブレットだけを見て検討するなら、チャレンジタッチの方がお得な感じがしますね。サポート料金も安いですし、万が一故障した時の費用も安く抑えられます。
チャレンジタッチとスマイルゼミのタッチペンを比較
タブレット学習に必須のものと言えば「タッチペン」ですね。チャレンジタッチにもスマイルゼミにも、専用のタッチペンが付属しています。
タッチペンについて比較してみますね。
チャレンジタッチのタッチペン
チャレンジタッチのタッチペンはタブレットとお揃いの色です。ウチの子はライトグリーンのタブレットを選んだので(タブレットの色については期間限定で選べる時があります)、タッチペンもグリ―ンです。
ちょっと写真ではわかりにくいんですけど、持つところがシリコン?っぽくなっていて滑りにくいです。それ以外の部分はプラスチックです。
シリコン部分は持ちやすいように三角になっています(三角えんぴつを想像してもらえたら良いかと)。
万が一、チャレンジタッチのタッチペンが壊れた場合は、
- 電話で申し込み、購入する(550円 税込)
- 市販の感圧式用タッチペンを使う
- 努力賞ポイントで交換する
の3つの方法があります。タッチペンの故障はサービス対象外とのことです。
スマイルゼミのタッチペン
スマイルゼミは鉛筆と同じ感覚で書ける高性能デイジタイザーペンを採用していて、子供いわく、本当に書きやすいみたいです。
引用元:スマイルゼミ公式サイト
しかもスマイルゼミのタブレットはタッチペンも指もどちらも反応する仕様になっていて、指タッチで動かすこともできます。図形を動かす時などは指の方がやりやすいですしね。
引用元:スマイルゼミ公式サイト
スマイルゼミのタッチペンは上の部分が消しゴムになります。書いた文字を消せるようになっているんですね。
万が一、タッチペンが壊れてしまった時はみまもるネット(保護者用の会員サイト)から購入ができます。
チャレンジタッチとスマイルゼミのサポートを比較
次に、チャレンジタッチとスマイルゼミの学習におけるサポート面を比較します。
親が子供の学習で気になる点があったり心配なことが出てきた時、学習面でのサポートをしてもらえる環境にあるのかどうか?を検討しておく必要があります。
チャレンジタッチのサポート体制
チャレンジタッチの学習サポート体制について解説します。
チャレンジタッチには、学習についてのアドバイスが知りたい時に使えるサービスがあります。
- まなび相談室(保護者向け)
- 質問ひろば(子供向け)
家での学習がうまく行かない・・・と悩んだ保護者が気軽に電話で相談できるのが「まなび相談室」です。それぞれのお子さんの学習状況に合わせて、個別に相談ができるのがメリット。通話料無料のフリーダイヤルで相談できます。
また、チャレンジタッチ(国語・算数)をやっていてわからないところがあった!というお子さん向けのサービスが「質問ひろば」です。こちらは個別質問はできませんが、自分が悩んでいることを解決するために「ギモンと解決」を閲覧することができます(タブレットから利用)。
スマイルゼミのサポート体制
スマイルゼミの学習サポート体制について解説します。
スマイルゼミでは入会後に不明な点が出た場合にはサポートセンターに電話をする・メールで問い合わせるの方法があります。
ただサポートセンターに電話をしてもなかなか繋がらないとか、曖昧な答えしか返って来なかったという意見も見られるのであまりアテにはしない方が良いかも知れません。
チャレンジタッチとスマイルゼミのメリット・デメリット比較
いくら優秀な教材とは言っても、良いところばかりではありませんよね。
ちょっと気になる【悪い点・改善すべき点】はあるもの。メリットはもちろんのこと、デメリットもきちんと知っておくと良いです。事前に知っておくだけで後々これが気に入らない!となりにくいからです。
チャレンジタッチとスマイルゼミのメリットとデメリットを比較してみましょう。
チャレンジタッチのメリット・デメリット
チャレンジタッチをうちの子供にやらせて3ヶ月が経ちました。メリットとデメリットを挙げてみますね。
【チャレンジタッチのメリット】
- 毎日のレッスン&学習アプリで楽しみながら勉強ができる。
- 目で見て、声を聞いて学ぶことができる。
- ご褒美のジュエルやポイントが貯まる。
- 電子書籍が読める電子図書館が備わっている。
- チャレンジイングリッシュのクオリティがすごい。
【チャレンジタッチのデメリット】
- 音&声が出る場面が多いので充電がすぐなくなる。
- 学習に繋がるとはいえ、ゲーム等の遊びの要素が強め。
- 電子書籍と動画を見過ぎてしまう恐れあり。
私が感じたメリット・デメリットは以上です。
チャレンジタッチは音や声で学習に誘い、楽しいアプリで勉強する習慣づけをするといった印象。
アニメーションの要素がすごく多いと感じました。子供の興味を惹きつけるのが上手な教材と言えますね。
スマイルゼミのメリット・デメリット
我が家ではスマイルゼミを3年ほど使って学習をしていました。その時に感じたスマイルゼミのメリットとデメリットを挙げてみます。
【スマイルゼミのメリット】
- スタートの画面がシンプルでやるべきことがわかりやすい。
- ムダな音声がないため、勉強に夢中になれる。
- すべてがタブレットのみで完結するので気が散らない。
【スマイルゼミのデメリット】
- 応用力をつけるための発展コースが有料オプション。
- 英語力をさらにつけたい時の講座が有料オプション。
- やるべきことが終わったら学習を終了してしまいがち。
私が感じたメリット・デメリットは以上です。
スマイルゼミは、チャレンジタッチに比べてシンプルな画面が特徴。やるべきことが見えてわかりやすい反面、遊び要素が少ないため今日やるべきミッションが終了したら「ハイおしまい」となってしまう可能性が高いです。
チャレンジタッチとスマイルゼミ、どっちがいい?
チャレンジタッチとスマイルゼミ、それぞれに良いところがあります。もちろん残念な点もあるのですが、どちらも本当に優秀な教材なのは間違いありません。
会費面のことも考えるとどっちが良いのか?は一概に言えませんが、学習内容を比較して「こんなお子さんにおすすめだよ~」というのを、以下にまとめてみました。
チャレンジタッチはこんな子におすすめしたい
チャレンジタッチをおすすめしたいのは、こんなお子さんです。
- 自分から進んで勉強するのが苦手な子
- 英語力をつけたい子
- ご褒美があれば、より一層頑張れる子
キャラクターが話しかけてきてくれたり音楽が流れたり。なかなか自分から勉強をしないお子さんが、楽しく学習できるようにしたいならチャレンジタッチがおすすめ。
毎日の教材以外にも学習アプリや電子図書館があり、ついつい長い時間見てしまう可能性もあるので、1日の家庭学習の時間を決めてタブレットを開くように約束をしておくと良いでしょう。
\もっと知りたいならどうぞ/
>チャレンジタッチの口コミ!3年生の娘がハマった魅力を徹底解説
スマイルゼミはこんな子におすすめしたい
スマイルゼミをおすすめしたいのは、こんなお子さんです。
- ある程度、自分から進んで勉強ができる子
- 限られた時間(15~20分)でタブレット学習を完了したい子
- ご褒美に執着せず学習ができる子
シンプルな画面なのでやるべきことが一目瞭然なスマイルゼミ。遊び感覚は無くても良いから、しっかり学習したいお子さんにおすすめです。
気が散ることなく集中して15~20分の学習ができるため、限られた時間の中でしっかりと勉強をしたいご家庭にぴったり。
\スマイルゼミをもっと見たいなら/
スマイルゼミの口コミ!小学生の我が子が飽きずに継続できる秘訣とは
チャレンジタッチとスマイルゼミの比較【まとめ】
小学生のタブレット学習が人気とは言っても、どの教材にするべきかは本当に悩みどころだと思います。
チャレンジタッチとスマイルゼミ。比較してみれば違いはありますが、どちらも素晴らしい教材です。何をメインに考えるか?で選び方も変わってきますね。
- 価格(月額会費やタブレット代金)で考える
- 学習内容とお子さんの勉強スタイルで考える
基本は子供の学習の内容で検討するのが一番です。まずはチャレンジタッチとスマイルゼミ両方の資料請求をして、見比べたり不明な点は電話で確認するのをおすすめします。
スマイルゼミは通常なら体験会を各地で開催しているのですが、新型コロナの影響でWeb体験会に変更されていますね。わからない所はWeb体験会でも解決できるかも。Web体験会は公式サイトから参加できます。
\2つで迷ってるならどうぞ/
>スマイルゼミからチャレンジタッチに変更した理由と、教材の違いを解説
\低学年におすすめの教材/
>小学校低学年におすすめの通信教育教材7選!家庭学習にどれを選ぶ?
\月額料金の安さが魅力/
>スタディサプリは小学3年生でもできる?メリットとデメリットを解説