そんなお悩みはありませんか?
中学受験を目指すなら低学年のうちにやれることはやっておきたい。そう考えるのも不思議ではありません。
私の場合は完全に手探り状態でしたが、今となってはやらせておいて良かったなぁ~と思うこともありますので、後ほどお伝えしますね。
この記事では、以下の内容をお伝えしていきます。
- 中学受験を目指すため低学年でやっておくこと
- 実際に我が家でやっていたこと
- 低学年での中学受験準備の注意点
低学年のうちに色々やらせておきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
Contents
中学受験に備え低学年でできること
中学受験に備えて低学年のうちからやっておくことは、ずばり「自分から勉強をする環境」を作ること。
簡単に言ってしまえば、勉強をする習慣をつけておくことです。
子供って勉強より遊びが好きですから、自分から勉強をするというのはなかなかできないことです。
勉強をしやすい環境を作ってあげて勉強の習慣づけをすると、その後は少しずつ伸びていくのは間違いないです。
それから中学受験に向けてやることとしては、以下のものが挙げられます。
- 様々な体験をすること
- 通信教育や塾を取り入れる
- 自宅でできる学習をする
それでは一つずつ解説をしていきますね。
様々な体験をすること
私は高濱正伸さんの本が好きでよく読むのですが、高濱さんの本の中でよく出てくるのが「外遊びが子供を伸ばす」という言葉。
イメージ力を測る問題を作ることはできても、伸ばす教材を作ることはできません。これは、遊びの中でしか伸ばすことができない能力です。
なぜかと言うと、イメージ力を育て、伸ばすものは、「実体験」だからです。
体を通して堪能した経験だけが、現実には見えない部分まで、隅から隅までありありと想像できる知力となります。
著:高濱正伸「小3までに育てたい算数脳」より抜粋
昔と違って山や川で泥まみれになるまで遊んで・・・というのは今の時代では難しいのですが、「実体験」を通して様々なことを学べるという場を与えてあげることは大切ですよね。
アスレチックのある公園へ連れて行ったり、巨大迷路に挑戦したりと、近場でできることはたくさんあります。そういう体験をさせてあげるのも低学年でできることです。
低学年のうちは勉強のためとあまりガチガチにならず、色々な体験をさせてあげることって大事だな~と思います。
塾や通信教育を取り入れる
学校の勉強、宿題だけではなかなか学習の習慣づけは難しいと感じています。
だからこそ自宅では通信教育の教材を取り入れたり、塾(くもんなども含め)に通わせることも手段としてありますよね。
ただ後から書きますが、塾だけは無理強いは禁物です(のちほど解説します)。
低学年におすすめしたい通信教育教材については別の記事にまとめていますので、良かったらご覧ください。
関連記事:小学校低学年におすすめの通信教育教材7選!家庭学習にどれを選ぶ?
自宅でできる学習
これは先ほどの通信教育や塾以外で、という意味での自宅学習です。
簡単に言うと市販のドリルを買ってきて子供にやらせるとか、頭を使うパズルなどです。
例えば
- 立体的な図形を頭に思い浮かべやすくなる積み木を使う
- 暗算練習のために車のナンバープレートを見たらその数字を計算する
などがあります。
普段の生活の中でゲーム感覚で勉強を取り入れていったら楽しめるので、子供も嫌がらずにやってくれますよね。
ちなみに市販のドリルも難易度を間違うと大変な目に合います(笑)
関連記事:ハイクラスドリルは難しいのか?小3の娘にやらせてみた結果はこうだ
中学受験に向けて我が家でやったこと
実際に我が家で低学年のうちにやったことについてまとめますね。
当時はまだ必要ないんじゃないか?と悩んだ時もありましたが、今となればやっておいて良かったと思う事ばかりです。
参考になればと思います。
漢字検定
漢字はやってもやっても損はない。
と言っていたかどうかは不明ですが、確かにそういう言葉を耳にしたことがあります。
我が家では低学年のうちから漢検を受けさせていました。
かなり無理をさせていましたが、小3で5級合格ができました。 (5級:小6修了程度)
これによって漢字が覚えられなくて大変、という思いを減らすことができ、中学受験に向けての勉強を進めやすくなったんです。
算数検定
漢字検定と同様に算数検定の方にも力を入れていました。
算数検定を頑張っていたからかどうかはわかりませんが、現状息子は算数は得意な教科になっています。
算数検定は小4で6級合格ができました。(6級:小6程度)
サイエンスのスクール
某塾が開催していたサイエンス系のスクールに通わせていたのも低学年の頃です。
主に実験や学習用の道具を使って学習をするスクールで、月に2回程度通っていたと思います。
こちらは理科の成績のためというよりは、様々な実験を通して普段はできないような体験をしてきて欲しかったからです。
こんな感じでウチでは漢検、算数検定、サイエンススクールという感じで低学年のうちにやらせていました。
※塾や通信教育はやらせていませんでした。
やはり漢検のチカラは大きいです。もし何かをやらせようと思うなら漢検はやらせておいた方が良いですよ。
低学年の中学受験準備の注意点
低学年のうちから中学受験に向けて準備を進めて行くことは必要ですが、注意点もあるので解説していきます。
注意点は以下の通りです。
- 塾に通わせるのはちょっと待った。
- 子供が勉強嫌いにならないように気をつけること。
では一つずつ解説します。
塾に通わせるのはちょっと待った
まず「塾に通わせること」。
低学年の頃は特に子供自身の意思とは関係なく通わせることになりがちです。
子供が塾に通いたいとか受験したいと言うなら良いのですが、そうじゃない場合が問題です。
塾にかかる金額は高いです。何十万とかかります(もっとかかるかも)。
ですから途中で子供のやる気がなくなって辞めることになった時、それまでの塾代がムダになります。
本当に子供が塾に行きたいのか?受験する気持ちはあるのか?それを確認できてから塾に通っても遅くはありません。
子供が勉強嫌いにならないようにする
受験に向けて一番怖いのは「子供が勉強嫌いになること」です。
子供の気持ちと親の気持ちにギャップができてしまうのが一番怖いです。
親だけが一生懸命で子供がついていけない。そして勉強がイヤになる。
そういう風にならないように上手に誘導してあげることが大事だと思うんです。
先ほども書きましたが、低学年のうちから塾・塾ってなっちゃうと子供も遊びたいのに遊べないでしょうし、学校の宿題に塾の宿題にっていっぱいいっぱい。
そうなると勉強がいやになりますよね。
低学年のうちはもし中学受験を意識していたとしても、ガツガツ勉強漬けにならないように工夫しながら、でもちゃんと勉強をするような環境作りが必要だと思います。
低学年で中学受験のためにやっておくこと「まとめ」
色々書いてきましたが、まとめましょう。
低学年のうちから中学受験に向けてやっておくこと。
- 外遊びを含め色々な体験をする
- 低学年向けの教材を取り入れる
- 漢検や算検にチャレンジしてみる
私の経験では低学年のうちはこれで十分です。
ガチガチの勉強漬けにするのは低学年ではちょっと早すぎだと感じます。
低学年のうちは色々な体験を通して様々なことを学び、知識を増やしていくことが理想ですよね。
実際に成功するかどうかはその時になってみないとわかりませんが、我が家でやってきたことはムダにはなっていなかったと感じています。
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