そんなお悩みはありませんか?
親が隣でつきっきりで見てあげないと、宿題ができないお子さんもいるでしょう。
でもそれってどうなの?大変だし、本人のためにならないでしょ?と思いませんか?
この記事では、宿題を親がつきっきりじゃないとやらない子供のことで悩んでいるパパやママのために、宿題をつきっきりでやるリスクと改善策について解説します。
宿題をつきっきりで見てあげるリスクは?
実は「宿題をつきっきりで見る」のは、以前我が家でやっていたことです。
つきっきりで宿題を見てあげた理由としては、以下の通りです。
親が見てあげないと宿題をしなかったから。
一人で宿題をさせると、鉛筆を持ったままボーっとしたり、消しゴムのカスを丸めて遊んだり、爪をいじりだしたり・・・と勉強に集中ができなかったからです。
そこで隣で親がつきっきりで宿題を見てあげるようになってしまったんですね。
その結果、どうなったか?というと、
隣りに親がいないと勉強をしない子になってしまった。
つまり、隣で見てあげていたことで何とか宿題をやっていたが、見ていないと全くやらなくなったんです。
そうなんです。つきっきりで宿題を見てあげたことがプラスになるどころか、むしろマイナスになってしまったんですね。
親がつきっきりで宿題を見てあげるリスクは、以下の通りです。
- 自分一人では宿題をやらなくなる。
- 親が隣にいないと、手を抜くようになる。
良かれと思ってやっていた「宿題をつきっきりで見る」ことが、逆に子供の勉強への意欲を低下させてしまうんです。
宿題をつきっきりで見てあげないとやらない
とは言え、宿題を一人に任せると全くやらないと言う子もいます。
隣りでつきっきりで親が見てあげないと宿題をやってくれない場合は、どうしたらいいんでしょうか?
その時は以下の点をチェックしてみて下さいね。
- 宿題の内容が理解できているか?
- どこでつまづいているのか?
鉛筆を持ったままボーとしているとしたら、どこかでつまづいているのかも知れません。
もしかしたら宿題の内容がよく理解できていないのかも知れません。
そんな時はうまく親がサポートをしてあげる必要があります。
内容がわかれば波に乗って宿題を進めて行けるはず。もし子供の動きが止まっているなら、それはどこかで考え込んでいるんだと思います。
そんな気配が見られたら、すかさずフォローをしてあげましょう。
宿題をつきっきりにしない工夫が必要
宿題をつきっきりで見てあげなくてもできるような工夫をすることも大切です。
突然ですが、我が家ではリビング学習を取り入れています。
リビングには気が散る色々なものが置いてあります。
テレビ、漫画、新聞、おもちゃやブロック等・・・
どうしても気が散りやすいリビング学習なので、我が家では学習用の囲いを用意しています。
これを置くだけで周りの視界をシャットアウトすることができ、余計なものが目に入らなくなります。結構重宝しています。
勉強に集中させること、さらに気軽に声をかけてあげられるような環境を作ることも大切です。
宿題をつきっきりで見てあげなくても自分で進めて行けるように工夫することが必要ですね。
ちなみに家庭学習教材を取り入れると親がつきっきりじゃなくても自分からどんどん学習を進めてくれるので、うちではかなり役立っています(家庭学習教材についてはこちら)。
小学生の宿題、つきっきりはNG!【結論】
結論としては、小学生の宿題につきっきりで見てあげることはNGです。
これは我が家で実際にやっていて、ダメな結果をもたらしたという経験があるからはっきり言えます。
大切なのは「子供が一人で自分から学習するようになること」です。
でも親がつきっきりで見てあげることで、「ひとりで自分から勉強する」環境じゃなくなってしまいます。
もし、隣で子供の宿題を見てあげるなら、以下のようにやりましょう。
- 親も一緒に読書や(自分の)勉強をする
- ずっと子供の宿題を見るのではなく、わからない所だけヘルプする
隣りに親がいると安心する、というお子さんもいるはずです。
ずっと宿題を見てあげるのではなく、必要な部分だけ(子供がわからないと言ったところ)を見てあげるようにするのが良いです。
また自分も読書や勉強をして、一緒に頑張っているという姿勢を見せてあげるのも大切。
「宿題つきっきり」から解放されて(解放してあげて)、子供がひとりで自分から勉強をする環境作りをしてみて下さいね。
>子供が宿題しない!ってイライラしてるママへ。楽になるヒントだよ